フードデリバリーサービス「Capichi」でベトナムの外食業界を支援
- 2021/09/30
- 森 大樹
Capichi(キャピチー)株式会社
代表取締役・創業者
- 出身地
- 奈良県
- 現住所
- ベトナム
キャリアサマリー
1997年生まれ、奈良県出身。2015年に神戸大学国際文化学部入学。大学では東北震災ボランティア団体の運営、ITベンチャー会社でマーケティング・新規事業立ち上げなどを行う。2017年10月より大学を休学して、ベトナム・ハノイのITベンチャーBEETSOFT社で営業・ITコンサルタントとして働く。2019年7月に株式会社Capichiを設立して代表取締役CEOに就任。
1.現在のDX業務の内容
メインサービスである「Capichiデリバリー」と、「Capichi Food Vlog」の2つの事業を運営しております。「Capichiデリバリー」では、ベトナムで働く外国の方でも使いやすい4ヶ国語に対応して、外国料理を中心としたハイクオリティなデリバリーサービスを展開しております。
2.サービス概要
「心の国境のないワクワクした世界」をコンセプトに「飲食店検索×動画」のアプリを展開する『Capichi(キャピチー)』は、コロナ禍においてフードデリバリーサービスをベトナム現地ハノイにて3日で立ち上げ、人気サービスへ急成長しております。その後もユーザー、飲食店の双方から支持を受け、2021年1月よりホーチミン市への展開をスタート。現在、「グルメ動画検索アプリ」と「フードデリバリーサービス」の2つの事業を展開中です。
特に、メインサービスである「Capichiデリバリー」はベトナム国内で使えるデリバリーサービスです。ウェブやアプリ上で簡単にデリバリーの注文をすることが出来ます。
3.サービスの強み
A)外資系のお店の料理が多く注文できる
日本料理、韓国料理、イタリア料理など各国の人が経営しているクオリティが高い外国料理を多く注文することが出来ます。食べられるジャンルは、寿司・ラーメン・焼き肉・とんかつ・パンなど様々です。日本でも有名な外食レストランのお店のお味を、ベトナム現地で簡単に宅配注文することが出来ます。
B)サイトが日・英・越・韓の4か国語対応
サイトが日本語・英語・ベトナム語・韓国語の4か国語対応しており、使い手を選びません。さらに日本語、英語、韓国語など各国の言葉を話せるカスタマーサポートチームをCapichiが抱えることで、各国のユーザーとお店をシームレスに繋ぎます。
4.達成感を得た体験
コロナウイルスの影響で店内営業の売り上げが減ってしまい、売り上げの底上げを図るためにデリバリーを提供していきたいが、自店舗で管理が難しくクレームも多いので困っているという声が飲食店から多くありました。
その状況下ではデリバリーがむしろお店のイメージや評判にマイナス影響を出していたので、デリバリーをやめてしまっていました。しかし、Capichiを導入したことで格段にデリバリー管理の効率が上がったことで、デリバリーを再開。結果的に大きく注文数を伸ばすこともできて、お店の売り上げを2倍近く成長させることに成功したということを聞いた時に、この仕事に大きなやりがいを感じました。
5.今後の展開・ビジョン
2020年までは主にハノイ中心で展開してきたフードデリバリーサービスの「Capichiデリバリー」と「Capichi Food Vlog」を組み合わせてベトナム国内で広げていきます。ベトナム在住の日本人をはじめとした外国人で知らない人がいない状態、さらにベトナム人の中高所得層にまで広げていく計画です。
そして、ベトナムでCapichi事業の“型”ができたら、インドネシアやフィリピン、タイといった他の東南アジア諸国、世界へとどんどん広げていきたいです。
6.会社のリンク・SNSなど
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