電子契約NINJA SIGNによる紙業務のDX
- 2021/09/30
- 仲村 涼
サイトビジット株式会社
パートナーセールスグループ
マネージャー
- 出身地
- 埼玉県
- 現住所
- 東京都
キャリアサマリー
- 2010年03月
- 埼玉県立川越高校 卒業
- 2014年03月
- 早稲田大学 政治経済学部 卒業
- 2014年04月
- 山田コンサルティンググループ入社 総合コンサルティング事業部に所属
- 2018年04月
- 医療事業部に異動し、コンサルティング領域を専門化
- 2019年10月
- サイトビジットに入社。NINJA SIGNの一人目セールスを担当
日系コンサルティング会社出身。株式会社サイトビジットに2019年11月入社。セールス未経験だったが、事業のゼロイチに当事者として関与するために、NINJA SIGN一人目のセールスとして入社。2021年1月からはマネージャーに昇格。組織が拡大し、事業としての目標値が大きくなる中で、皆が成果を出せる仕組みを作ることが重要と感じる。
コンサル×セールスの経験を活かして、事業や部門全体の視点で仕掛けと仕組みを作り、NINJA SIGN by Freeeを世の中に広げていきたい。
1.現在のDX業務の内容
「NINJA SIGN by freee」のパートナーセールスグループにおいてマネージャーを担当しております。
NINJA SIGNの販売をサポートして頂けるパートナー様の開拓、導入や営業支援の仕組みづくり、販促の企画が中心になります。お客様の業種や規模は様々ですが、共通しているのは紙を前提とした業務フローに疑問を持っていらっしゃることです。製本や郵送など、これまで何年、何十年と続いていた業務のやり方を変えるのはパワーのいることですが、一度電子化してしまえば、その手軽さゆえに紙のやり方に戻ることはできないとよく言われます。その第一歩をご支援するのが、私達のDX業務です。
2.サービス概要
NINJA SIGN by freeeは“電子契約“というジャンルに属しますが、実際の利用事例としては契約書以外の書類を電子化するケースが半分近くあります。その意味ではペーパーレス化推進ツールです。これはNINJA SIGNが書類の取り交わしに必要な機能を幅広く備えていることと、基本料金のみで使い放題という料金設計が背景にあります。契約書はもちろん、申込書、同意書、請求書、通知書、給与明細などなど。程度の差こそありますが、どれも人の手や目を使って業務運営されていることが多い文書です。これらの文書を電子化することによる業務スピードの向上やコストの削減は、最も手軽に始められるDXの取組みと言えます。
3.サービスの強み
A)直感的にミスなく扱える操作性
電子化する際の最初のハードルは使いこなせるかどうか、です。初めて見る人でも、次にどのボタンを押せばいいのか。これを直感的に把握できるのがNINJA SIGNの特徴です。特に送信相手が個人の方の場合。今では大半がスマートフォンで受領・署名をするわけですが、サービスによっては署名箇所の拡大やタッチが難しい、どこに何を入力すればよいのか分からずに手戻りが発生する、といった話を聞きます。NINJA SIGNでは、入力フォーム形式の採用やガイド文の挿入といった、細かいことだがユーザー体験に直結する箇所の改善にも力を入れております。何の説明を受けなくても誰でも電子化を実現できる。そんな世界を実現したいと考えています。
B)初めてでも安心できる、圧倒的なサポート体制
NINJA SIGNは導入前も細かなご質問にお答えしておりますが、特に手厚いのは導入後のサポートです。通常他のSssSサービスでは質問受付はチャットが一般的ですが、弊社では専用の電話サポート部隊を構えております。しかも全プラン追加料金なしで使い放題です。電話番号もサービス画面からすぐに確認することがきるので、不明点が出てきた瞬間に問い合わせに移行できます。電話の振分けもございませんので、ノンストレスでオペレーターに直通で質問ができます。
また、NINJA SIGNユーザー様だけでなく、送信相手先からのご質問電話も受け付けているのが特徴です。電子化が当たり前のものとなるには、受信者側の方も安心して使える必要がある、と弊社では強く考えております。お陰様でユーザー数も右肩上がりで増えているため、コールセンターの人員も増加し、ご質問回答だけでなく、使い方のご提案もできるように教育体制も試行錯誤している最中でございます。
C)社内文書を何でも取り扱える料金体系
NINJA SIGNは月額基本料のみで、どんな文書をいくらでも電子化することができます。つまり、使えば使うほど費用対効果があがるので、総務部門だけでなく、営業部門でも人事部門でも幅広く使っていこう。と会社の中で推進していただきやすいのです。保管量に応じた従量課金もないため、紙文書も電子文書もまとめて一元管理することができます。
4.達成感を得た体験
とある業界の最大手卸売業のお客様。その中でも一部署へのご提案です。
その部署では月間100以上の契約作成や取交しを行っており、工程管理が非常に煩雑になっていました。これまではそれらを全てエクセルファイルで管理しており、ジャンルごとにファイルが複数に分かれる、登録項目がバラバラ、同時に作業ができない。といった非効率な問題が発生していました。元々は自前でシステム開発も検討していたようですが、予算が1000万オーバーになることから断念した経緯もあったようです。
NINJA SIGNはペーパーレス支援ツールですが、同時にデータ管理もできますので、これまでエクセルで管理していた情報を全てNINJA SIGNに移行するご提案をいたしました。運用方法の摺合せを毎週行い、数カ月後には導入が決定。その後も毎週定例ミーティングを重ねて、現在は全てクラウド上でスムーズな運用ができております。「過去のものも含めて数万件のデータをNINJA SIGN上で管理し、脱エクセルができたことは、業務の効率化に非常に効果的であった」との評価を頂いております。実はその後、単一部署だけでなく全社的にも電子化を推進しようということになり、現在は会社全体及びグループ会社でもNINJA SIGNをご活用いただいております。
一つのご縁から大きく波及できたことは、NINJA SIGNの価値が認められた達成感のある出来事でした。
5.今後の展開・ビジョン
世の中の仕事にとって、オンラインという仕組みが当たり前になる世界を実現したいと考えています。
新型コロナウィルスの発生によって、日本も世界もメチャクチャな状態になってしまった。というのが現実だと思います。しかし10年後に今日を振り返った時に、「コロナウィルスに酷くやられた時代だったね」では終わらせたくないのです。苦しかったけど新たな一歩も踏み出せたと言いたい。ビジネスにおいてはその一つがオンライン化だと思っています。在宅勤務やテレワーク、オンライン商談など。場所にとらわれない働き方は、ビジネスチャンスの拡大に大きく貢献したはずです。
その一方で、このオンラインを阻む要因としては、やはり紙が残ります。在宅勤務なのに押印のために出社しなければならない。商談はオンラインなのに申込書は紙の郵送、など。電子契約によってこれらの問題は解決されて、一気通貫でオンライン化を進めることができるのです。
紙を悪者扱いするつもりは全くありませんが、業務によってはオンライン化したほうが効率的なものがたくさんあります。私達は電子契約を社会に浸透させることによって、本気で社会を変えていきたいと考えております。そのためには、大企業だけが取組むのではダメなのです。日本企業の99%は中小企業ですから、そこまで電子契約を普及させて新しい当たり前を作っていきたいです。
6.会社のリンク・SNSなど
・ニンジャサイン https://www.ninja-sign.com/
・Twitter https://twitter.com/ninja_sign
・note(NINJA SIGN)https://note.com/ninjasign/
・note(サイトビジット)https://note.com/sightvisit
- あわせて読みたい記事
-
- ・クラウドERP「GLASIAOUS(グラシアス)」でグローバル企業のDXを推進ビジネスエンジニアリング株式会社春山 雄一郎
- ・「terra」でベトナムの人事労務(HR)改革に挑む株式会社I-GLOCAL Tran Nguyen Trung