私の所属するクラウドサーカス株式会社は、デジタルマーケティングツール「Cloud CIRCUS」の 開発、販売とマーケティングコンサルティング業務をご提供しております。
　Cloud CIRCUSは全10個のツール郡から構成されていて、これ一つを導入するだけでデジタルマーケティングの様々な課題領域をカバーし、顧客を増やす活動をすぐに開始ができます。また各ツールにはフリープランが用意されており、これからマーケティングを始めたい企業でも手軽に導入ができます。
　そして私のミッションはメイドインジャパンのSaaSである、CloudCIRCUSのアジア展開を推進することです。
現在ベトナム・ホーチミンに赴任し、ベトナム企業へCloudCIRCUS のうちの「BowNow」というプロダクトの導入から活用フェーズまでコンサルティングを行い、現地企業の攻めのDXをサポートしています。

　BowNowは「低コスト」で「使いやすい」マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)です。
　MAツールとは見込み顧客データベースを構築し、育成を行いながら自動で自社サービスに興味度合いの高い顧客を見つけることができます。
　しかし、国内外にある多機能なMAツールは高度なマーケティングスキルと人的リソースが不可欠であり、使用する企業は多くのコストと準備期間を必要とするという課題がございます。
　そこでBowNowは本当に必要な機能だけを残し、どんな企業でも始めやすく、使いこなせるMAツールとして開発しました。

　BowNowは現時点（2021年9月）で、導入社数が7,000社を突破しており、これまでの導入企業が成功したマーケティング手法や当社がこれまで培ってきた営業ノウハウをテンプレート化しています。これによってユーザーはすぐに成功確率の高いマーケティングを開始できます。現在、日本市場におけるメイドインジャパンのMAツールとしてはシェアNo1となっています。

　BowNowの強みは３点ございます。
　「シンプルさ」と「成果の見える化」と「低コスト」です。

A) シンプルさ
　私たちが目指しているのは設定ゼロのツールです。
　基本操作はプログラミング等が不要で、クリック入力で基本運用が可能です。
　そして、複雑な設定をしなくても使い始めることができる「ABMテンプレート機能」をはじめ、アジアのマーケティング現場で本当に使えるツールにするために、マーケティング部門だけでなく営業部門も使えるシンプルな設計にこだわりました。本当に優先順位を上げるべき「顧客リストへのアプローチ業務」をサポートし、効率的な商談創出が可能になります。幅広い世代および企業の方にBowNowをご活用いただいております。

図1　シンプルな設計が顧客に信頼されている

B) 成果の見える化
　導入後すぐに成果が出て、かつ中長期的な育成活動も開始できる点もBowNowの魅力の一つです。MAツールの主目的である見込顧客の育成活動は、中長期的な目線が必要な施策です。
　BowNowは、育成活動に必要な機能を備えつつも、即成果に繋げられることをメインコンセプトにしています。
　細かい検索条件やホットリードの自動抽出など、いま「アツい」ユーザーを見つけるための機能が豊富です。

図2 BowNowは期間を問わず成果目標にアプローチできる

C) 低コスト
　「MAツールをまず使ってみたい、低コストで始めたい、効果を持って上司を説得したい、最低限のできることからやってみたい」というお客様からのご要望にお応えし、BowNowは完全無料のフリープランからお使いいただけます。
　必要な機能を必要なだけ課金していく料金体系で、最低限のコストでマーケティング活動を開始できます。

図3　無料から始められるMAツール、それがBowNow

　IT業のクライアントで新規受注数の低下で悩みを抱えている会社にBowNowを利用いただきました。当初、顧客リスト自体が300件と少ないことを心配しておられましたが、まずは自社のリストに対して、育成活動を開始していただきました。
　継続的にメルマガを行い、反応があった企業へのフォローを徹底いただき、結果2ヶ月で3件の受注を行うことが出来ています。
　さらに現状はマーケティング施策としてWeb広告を行い、問合せ獲得の部分にBowNowをご活用いただいております。

　当社の海外事業はアジアNo1のサービスを作ることを目標としております。
　BowNowは、ベトナムにおいても着々とお客様が増え、多数の企業にご活用いただいており、海外でもバリューが出せるサービスであると確信しています。
　現在はベトナムだけでなく、既にタイ、マレーシア、インドネシアでも販売の準備を進めています。またBowNowだけでなくCloudCIRCUSの他ツールのローカライズも進めていきます。